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沈没した旅客船「セウォル号」運航会社の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモ・グループ会長(死亡)の側近中の側近で、事故後に米国に逃亡していた系列会社「ムンジン・メディア」のキム・ピルベ元社長(76)が25日に帰国し、検察の捜査を受けている。

 キム元社長は帰国する数日前、弁護士を通じて自首する意思を示し、25日午前7時25分(韓国時間)にハワイ州ホノルルの空港から韓国行きの飛行機に乗った。検察は同日午後6時ごろ、仁川国際空港に到着したキム元社長をその場で逮捕し、仁川地検に連行して取り調べを始めた。キム元社長は兪元会長のグループ経営の継承者とされている次男・赫基(ヒョクキ)容疑者(42)と共謀し、兪元会長の系列会社の経営を主導して、数百億ウォン(数十億円)の資金を横領したり、会社に損害を与えたりした疑いが持たれている。

 この日、黒いジャンパーに付いたフードとマスクで顔を覆い、捜査員たちに連れられて仁川地検に到着したキム元社長は、横領や背任の容疑を認めるのかという報道陣の質問に「調べないといけない」と答えた。また「不安になって自首したが、逃亡していたわけではなく、会社を辞めて休んでいた」と話した。

 検察は、1997年にセモ・グループが不渡りを出した後、経営の第一線から退いていた兪元会長が、キム元社長と赫基容疑者を通じて裏からグループの経営を指揮していたとみている。

http://news.livedoor.com/article/detail/9508518/

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